南太平洋の旅(6)

10月23日  今日はホテルをチェックアウトして、パペーテへ移動の日です。そして、シルベインが乗っている船が、モーレアに朝の8時くらいから夕方6時くらいまで、私が乗り込む前のクルーズのお客さんを乗せて寄港する日でもあります。

シルベインとドッキング出来たら一日モーレアで一緒に遊ぶ事が出来たわけだけれども、時間的にロスが大きい事が判明したので、今日も一日1人で遊んで、夜、パペーテの港で会う事にした。

時差ボケのせいか、私も島民並みに早起きです!
朝7時前、誰もいないビーチへ行った。満ち潮時です。マスクをつけて海に入る。太陽が出てまだ間がないから水温は低め。それでも冷たいとは感じないくらいにあたたかい温度です。ちょうど潮のタイミングが良かったんだと思う。水面に浮かんでいても手が海の底につくのではいはい状態で泳ぎ回れます。海の中は小さな珊瑚礁のかたまりが点々と散らばっていて、そこにたくさんの色とりどりの熱帯魚たちが泳いでいました。感激!

嬉しくて叫びそう!しばし魚たちを追いかけて遊んでいましたが、ふと我にかえる私。チェックアウトの時間は10時だったか11時だったか。 バスの時間はたしか1時半。 大人の分別のある行動をとって、朝少し泳いで、ホテルの部屋でシャワーを浴びて、髪を乾かし、チェックアウトするつもりだったけれども予定変更。 チェックアウトしてもプールの所にあるシャワールームは使わせていただけるとのことなので、猛ダッシュで部屋に戻り、荷造りをしてチェックアウトして出発ギリギリまで海で遊ぶ事にした。

チェックアウトを済ませて海へ戻ると水面が更に上がっていた。
どこに陣地をはろうか思案していると、白人のおじいさんがテクテクやってきた。私の水中マスクを見て「あっちの方(北の方)が魚がいるよ〜」との事。時間の事もあるし、潮がこれ以上満ちてきて戻ってくるのが大変になったらいやなのでその中間くらいで遊ぶ事にした。

海が深くなってしまったのではいはいは出来ないものの、それでも私の足が届くくらいの深さの所に珊瑚礁があり、熱帯魚たちが泳いでいます。薄いサーモンピンクの珊瑚に水面からの太陽の光があたってキラキラ輝く様はほんとうに美しい。そこに地球上の他の場所でどんな事が起こっているかなんて知らないお魚が無邪気〜に泳いでいる。追いかけっこをする魚たちはまるで幼稚園児さんたちみたい。 

「オーイ、オーイ」
途中、カヤックに乗っていた(正確にはつかまってスノーケリングしていた)ハンサム君に声をかけられた。
そっちの方へ泳いでいくと岩陰に大ウツボがいた。彼はフランスから来たフランス人。またまた私の必殺フランス語会話。

私「小さな魚」 大爆笑
彼「青い魚」
私「黄色い魚」 笑
私「空、 青」
彼「空は青い」 と、文法の訂正
私「雲..」雲が出て来ないので、雲を指差し雲の形をボディーランゲージ
「...は、白い」大爆笑
彼「ごにょごにょは白い」と更に訂正
彼「名前はなんですか」
私「私の名前はJUDYです」
私「名前はなんですか」
彼「フィリップ」

決して、森瑶子の小説の世界ではなく、ド田舎の海岸で出会った少年と少女の感じ。ああいう海に漂っているとアホい恋愛沙汰なんて気分じゃあなくなっちゃうのよ、心があんまりにも浄化されちゃうから。

12時近くになり、私は海からあがる事にしてフィリップにさよならを告げた。彼もカヤックに乗ると北の方へと去っていった。

私がいたビーチからホテルの方を見た景色

フィリップ

珊瑚の外礁に満ち潮の大きな波が当っているの見えますぅ?

2007年10月23日