モーリシャス(11)

ジュディスを病院へ送り出した後、私たちは部屋へ戻った。今夜は最後のディナー。ビーチで開かれるプライベートパーティーです。

シャワーを浴びて少し横になった。
体が痛い。そして手足が冷たい。
ちょっと横になるだけのつもりだったけど、毛布の下にもぐり込んだが最後、しっかり眠ってしまった。メリッサも夜に備えてちょっと仮眠をとったようで、二人してあわてて身支度をした。

今夜のディナーは本来ならフォーマルなディナーだった。そのためにちゃんと靴だって持って来たのに、場所が浜辺。 私はカクテルドレスに足はゴム草履を履いた。 

メリッサ「JUJU、ゴム草履で行く気???」責めるような声。
JUJU「もちろん」毅然とした声で。

一瞬の間の後

「なんて良いアイディアでしょう!」

メリッサもセクシーだけれども死ぬほど足が痛くなるサンダルを脱ぎ捨てるとゴム草履をつっかけ、二人はいそいそと出かけた。

カクテルは、私の好きなピナコラーダをはじめ、色々なしゅるいが用意されていた。でもなぜかスパークリングウォーターをお願いした。

この数日間で知り合った色々な人たちと写真を撮った。尽きぬお話を楽しんだ。そうこうするうちにディナーの時間となり、ディナー会場に移動した。

モーリシャスは多文化/多宗教がお互いを尊重する素晴らしい国で、その夜のディナーはモーリシャスを表現する料理という事で、フランス料理あり、中華、インド、日本食ありの楽しいメニューだった。だけれども、どうしても食指が動かず、レモンと塩のみで味付けした野菜サラダと、中華コーナーにあった焼きそばを少し食べた。日本食としてなんちゃって寿司が出ていたけれど、どうしても食べる気になれなかった。カシミヤのショールを羽織っていたけれど、どうしても寒く、一度部屋にもどってカーディガンをとって来ると言ったけど、部屋にたどり着くと疲れと体の痛みと寒さで悲しくなるほど。

バスタブにお湯をためてお風呂にしばらく浸かり、それから再びカクテルドレスに着替えたものの、どうしても会場に戻る気になれず、再び毛布の下にもぐり込んだ。ほんのちょっと、ちょっとだけです。

少し眠ってしまったようだった。物音で目が覚めると、メリッサがトイレをするためと私を探すために部屋に戻って来ていた。

寒いから毛布から出たくないと言うと、素早く私のおでこに触れ、「JUJU、熱があるよ」と言った。だから寒くって体が痛いのだ。「ええええ〜熱ぅ?!」

なんとかせねば、まず解熱剤を飲んだ。

「食欲がなかったから、ああ具合が悪いんだろうってすぐ分かった」とはメリッサの弁。普段の私はホントよく食べる。その私の食欲がおちるのは私の具合が悪いとき...

どうしようか、このまま部屋に居ようか?それとも最後の夜、ちゃんと楽しむか? 私はベットから出て鏡をのぞいて口紅を塗り直すと、パーティー会場に戻る事にした。タダなんとなく体が痛かったり、寒かったり、つかれてたりするとグズりたくなるものだけど、自分が病気だ、熱があるとなると、逆になんとか乗り切らなきゃと己を律するパワーが出て来るから不思議です。

会場のステージでは色々な民族舞踊が繰り広げられていました。あああ、栄養をつけなきゃ。デザートを食べる。そしてセガの音楽に乗って会場は一挙に盛り上がっていき、みんなでステージに上がって踊った。

病院に行っていたジュディスも戻って来ていた。車イスにのって!!!
何でも猛スピードで走るチュービングからおちたはずみで足が大脚開きになり、左足の靭帯を切ってしまったとか!? 

12時近くまでみんなと踊り楽しい時間を過ごして部屋に戻って来た。

一晩中、悪寒に悩まされた。たとえ気温が高くても湿度のある空気がイヤだった。何となく皮膚に張りつく湿気が冷たくてイヤだった。朝方、今度は熱が上がって来たのか、体が熱を帯びて来た。おかげでしとっと肌に張りつくように感じてたシーツが自分の熱で乾燥し、なんだか気持ちよかった。

夜が明けた。6月7日、今日は帰国の日。

私たちのフライトは夜の10時頃なので、ホテルを出るのは夕方。それまでお部屋を使わせていただけるよう、フロントとアレンジした。

朝食はパスして、ひたすら寝ていた。
時々起きて水を飲んだ。

おかげで3時頃にはベットを出れるほどになって、急いで荷造りをした。ラム酒でしょ、塩に砂糖に、なんやかやと重たいものが多い。6時過ぎにホテルを出て、空港で夕食をとってフライトに乗る事にした。空港に島の南の方の観光を一緒にしたケンが見送りに来てくれていた。モーリシャスの空港は空港ビルへの入り口に警察が立っていて、乗客しか入る事が出来ない。ケンにありがとうとさようならを言って中へ入った。セキュリティーチェックを受け、エアモーリシャスのカウンターへ行くと、前日の夜一緒に踊ったイサベルやマガ、その他数名のスタッフが制服を着て働いていた。

「今日のフライトにはVIPが乗っています。だからスタッフのスタンバイへの搭乗券の発券はまだOKが出ていません」

なんと私たちが乗る予定のロンドン行きの飛行機にモーリシャスの首相も乗る予定との事で、そういえば空港内には目つきの厳しいダークスーツの姿がチラホラ。待っている間に3人は軽食を食べていたけど、私はやっぱり食べたくない。人間は数日だったらモノを食べなくても死んじゃう事はないので、こういう時は自分の体が発するシグナルを尊重し、何も食べないでフライトに乗った。

幸運にもフライトは空席が多く、空港のスタッフが気を利かせて、4人バラバラの席、だけれども周囲の席が空席の場所に席をとってくれた。私たちは飛行機が水平になったところで、横になった。赤ちゃんもいなくて(笑)帰りの便は11時間爆睡した。

ロンドンでの乗り換えもスムーズだった。ロンドンに着く頃、私もやっと元気が出て来た。ちょっとお腹が空いて来た。

ロンドンからバンクーバーへのフライトはビジネスクラスだった。
隣に座った男性は何人かの人たちと一緒に旅行をしているようで、離陸前の機内、和気あいあいといったムードが流れていた。 話しを聞くとこのグループは、スーダンの刑法の改正のお手伝いをしているとの事。スーダンは戦争が終わって3年になるけれど、まだまだ戦後の緊張感と不安定さ、発展途上、その他諸々多くの問題を抱えています。 

彼らの仕事場/宿泊施設の話し、それから、どうしてそっちの方に会話が流れたのか思い出せないけれど、彼らが数日前に視察して来た女子刑務所の話しを聞かせてもらった。

スーダンでは婚前交渉は犯罪であって、強姦事件が起こると、被害者である女性が刑務所に入れられる事になっているそうだ。だから事件が起こっても女性からは被害届が出ない。それでも風の噂が流れるとその噂に基づいて、女性が逮捕されるんだそうです。男性は男性社会だから罪とはとがめられないらしい。で、女性は男性に依存してしか生きていくのがほとんど不可能だから、物乞いをするか、それでも食べ物が手に入らないと、生きるために盗みをしたり、体を売ったり...そういう女性が刑務所にひしめいているらしい。

ただ、刑務所ではちゃんと食べ物はもらえるし、拷問を受けたりする事はないとのこと。「だったら、普通の世界より刑務所の中の生活の方が幸せなんじゃない」というと、確かにそうかもしれないとのこと。

青い海のモーリシャスのバケーションを反芻していた。

彼はこれから1ヶ月バンクーバーの自宅でボーッとして、それから再びスーダンに戻り、それからミャンマーに行く事になっているとの事。コンサルタントとして、色々な政府の出資のもと、ユネスコや国連、その他多くの組織の依頼によって色々な国の刑法にたずさわるのが彼の仕事だそうだ。

スーダンの刑務所にいる女性の事を思った。水を飲める幸せ、仕事ができる幸せ。安心して眠れる場所があり、ささやかな生活だけど、自分はなんて恵まれているんだろうと私の当たり前の生活に深く感謝した。

おしまい

モーリシャス(10)




2008年6月6日の続き

ビーチへ戻ると白熱したビーチバレーボールが行われていた。ゲームの様子を写真におさめて、やおらデッキチェアーに。

あああ、体が痛い。太陽の暖かさが何となく節々が痛い体に心地良いので、しばし太陽の下に寝そべっていた。気持ちいいのだ。

うつらうつらしていると、ゲームを終えたメリッサとミシーが帰って来た。

皆さんはチュービングってご存知ですか?
巨大浮き袋のようなもの、でも底はあるから、巨大浮き袋型のゴムボートと思っていただければ良いだろうか?に乗って、雪の坂道を滑り降りたり、川をプカプカと漂ったり、はたまたその浮き袋をモーターボートで引きづりまわしてもらって遊ぶのがチュービングです。

参考までにチュービングの色々写真


海の場合はモーターボートに引きづりまわしてもらう過激チュービング。ホテルについた当初から、他の宿泊客がホテルの前でチュービングをしているのを見て、エリザベスはやりたくて、やりたくて、やりたくてしょうがなかった。ず〜っとやろう、やろうって言っていて、ついに今日は最終日ですから、いよいよ挑戦する事となった。

すでにここ数日の荒行のせいか体がバラバラの私はパスしたかったけど、これも旅の思い出。私たち4人、プラス、エアモーリシャスのダレルと挑戦する事となった。

わたし、メリッサ、ミシーは1人用のチューブで、誰かと一緒に乗りたかったエリザベスはダレルと一緒に2人用のチューブでの挑戦です。ちなみにエリザベスは太ってはいないけれどやせてもいないがっしりした体格、身長が180くらいはあると思う。そしてダレルはお相撲さん級です。なんだかダレルが乗っている部分の浮き袋半分沈んでいるように見えるのは気のせいだろうか?

ともあれモーターボートは動き出した。
モーターボートのドライバーとのコミュニケーションは手話で
親指を立てるのは、もっと早く!の意味。
親指を下に向けると、スピードを落として下さいの意味。
でOKサインがちょうど良いスピードの意味。

メリッサと私の親指は常に上向き!
『もっと早く!早く!』ぎゃはははは、わはははは
『もっともっと』ぎゃはははは、わはははは

モーターボートが急カーブを描くと私たちのチューブが振り回され、隣の人のチューブとぶつかり笑いが止まりません。

途中、モーターが一度止まってしまった。ダレルが重たいからだとまたまた大爆笑!
そのおまけか、陸から見ていた人たち曰く、あれは私たちのキャーキャーぎゃーぎゃー叫び声とバカ笑いが凄まじかったので、宣伝のためか、そこら辺はナゾだけど、随分とここ数日間見て来た他のお客さんたちよりも長い間、引きずり回して下さったようです。

陸に戻っても興奮覚めやらない私たち。

メリッサ「もう一度やる?」
ミシーと私「やる〜!!」

と言う事で再度、巨大浮き袋に乗り込む私たち。今度はダレルもシングルで挑戦との事。それから前日6月5日にグループに合流した私たちと同じオフィスで働くジュディスも私たちと一緒にシングルチューブでやる事となった。

チュービングの人たちから5人だとバランスが悪いので、ひっくり返る人が出て来るかもしれない事。そしてそうしたらその人を水中から拾うため時間を取られて楽しむ時間が短くなってしまうかもしれないといわれたものの、結局は5人がそれぞれシングルチューブに乗って出かける事となった。

最初は、いえ、ず〜っと楽しかったんだけど、途中、ジュディスのチューブがひっくり返って彼女が海へ放り出された。

ボートに救い上げられたんだけど、なんだか痛そう。 ちょっと静かになる私たち。そこでジュディスはリタイアかとおもいきや彼女は再びチューブにお尻をいれ、わたしたちから大拍手を受けた。オフィスで仕事をしているときは知らなかったけど、彼女の『楽しむゾ』精神は素晴らしいんです! 

で、ジュディスがボートに引き上げられ、チューブに再び乗り込む間、私たちは平和にプカプカと浮かんでいただけなんだけれども、いきなりダレルが勝手にバランスをくずしてひっくり返って、またまた大爆笑。

ダレルを引き上げそれから、更にもうしばしば遊び、そして岸へ戻って来た。

ところがである。

チューブに再び乗り込んで、最後まで楽しそうにあそんでいたから全く心配していなかったんだけど、ジュディスの状態は思いのほか深刻そうで、岸にあがったは良いが、歩けないほどの痛みらしい。 しばらく私とメリッサが両側から支えて歩いてみたものの、一歩、一歩がかなり痛そう。

結局ホテルのフロントへ連絡して病院へいく事となった。

モーリシャス(9)



2008年6月6日

それにしても時間が過ぎるのってなんでこんなに早いんだろう。明日の夜は帰国だなんて信じられない。また、あのフライトに乗らないといけないなんて、更に信じられない!!!

朝、目覚めるととても良いお天気だった。今日こそは昨日なりそこなったトドになって、ビーチでゴロゴロして、太陽の光を吸収しまくって、モーリシャスを満喫しようと言う事で、みんなの意見は一致した。

あああ、太陽の光が気持ちよい。

それにしても、前日のビーチバレーボールの後遺症か体が痛い。肩も背中もなんだか節々が痛い。レシーブを受けてた腕なんて、めちゃくちゃ痛い。 私はビーチパラソルの下、お昼寝モードで一日を過ごしていた。

昨日の熱いビーチバレーボールの噂はホテル中に伝わってて、「今日はバレーボールしないのか」と色々な人に聞かれたけれども、ゴニョゴニョと言葉を濁して逃げていた。

トイレのためだったと思うが、部屋に行って、そこからビーチへ戻って来る途中、とんでもないヤツを見かけた。
この子です。大きさ10センチくらい。私の手のひらに乗りそうな大きさです。この子が芝生の上をひょこひょこと歩いていた。

びっくりしたのは私の方。

これはもしかして瓜坊??イノシシの赤ちゃん??ええええ〜

猛ダッシュでビーチに戻り、カメラを引っ掴むとメリッサを誘って、この子が歩いていた辺りに戻ってみた。

居ない。

で、近くにあったブーゲンビリアの茂みの下を覗き込むと...

居たぁ〜!!!

驚かしたら可哀想だし、それでも近くで写真撮りたいし、遠巻きにほふく前進で近寄るメリッサと私。茂みの反対で待ち構えていると、この子は怯えるでもなく、私たちの30センチくらい前までやって来て、ピンクの鼻で落ち葉の下などを一生懸命掘って、何かを探しているのか?もしくは食べているのかなぁ〜 しばらく様子を見る私たち。

私がトイレに行っている間に、バレーボールのネットが張られ、またもやビーチバレーボールをする事になったとかで、メリッサはビーチの方へ戻っていった。バレーボールをしたくなかった私は、そのままこの子をしばらく眺めていた。

小さくてと〜っても可愛かった。どんなところに住んでいるんだろう?? こういう動物たちにとってもいつまでも暮らしやすいモーリシャスであって欲しいなぁ〜と思いながら、私も、更なるお昼寝のため、ビーチへ戻った。

トップの写真は朝食のテーブルよりプール越しに海を眺めたところ

モーリシャス(8)

2008年6月5日(木曜日)

ここ数日、ハードな日々を過ごした私たちは、今日は基本にかえり、ビーチで『トド』のように過ごす、正統派な一日を送る事で一致した。

外のテーブルで小鳥たちと一緒に、いつもの美味しい朝食をいただく。この頃は朝食のクレープにも飽きがきてて、南国のフルーツ、チョコレートクロワッサンを一個。チョコレート好きのわたしでもチョコレートクロワッサンよりハムやサラミ、チーズ類とフランスパンに趣向が変わって来てて(甘いものの食べすぎでしょう...)それに、お気に入りはグリルのハムとトマト。卵はパス...そして、いつものバニラティー。そんな朝食をいただいていました。

ゆっくりと朝食を済ませ、三々五々、ビーチパラソルの下のデッキチェアーに横たわり、本を読んだり、ゲームをしたり、惰眠をむさぼったり...

目の前には静かな海。

ところがいつの間にか雲が出て来て...

ふと気付くと雨が降り始めた。

南国特有のあの雨の降り方、数分の間に、かなり雨脚が早くなってきました。

万事休す。

トドから人間に戻った私たちは、荷物をまとめてそれぞれのバンガローへとダッシュした。

「しばらく雨が降りそうだから、私たちの部屋のテラスでカクテルでもどーお?」 ということで、午後も早い時間から、私たちはテラスに座り、雨のパラつく空を見ながらカクテルをはじめた。

雨が遠のく気配はない。

作戦会議。

私たちはビーチでトドになるのをあきらめ、リゾートから更に車で15分ほど北にあるグランベイのスーパーへ出かける事にした。目的のブツはブーゲンビルラム酒!

そう決めると行動は早い。フロントに頼んでタクシーをチャーターした。グランベイまで片道300ルピー。往復で一人当たり..600円程度。冬場のオフシーズンという事もあり、運転手のおじちゃんは私たちがお買物をしている間、喜んで待っていてくれる模様。

「ラム酒を買うだけだから、すぐに戻るわね」とエリザベスは運転手さんに言ってたけれど、スーパーに入った私たち(メリッサとミシーと私)は狂った!

私たちが訪れたスーパーはかなり大きなスーパーで、何でもそろっていた。まず、目的のラム酒を購入。このラム酒は普通のラム酒とちがってデザートワインのボトルのような細身のボトルに入っている。 普通のラム酒がどの程度のアルコール濃度なのか知らないけれど、ブーゲンビルは40度。何種類かあるらしいが、お目当てはバニラ風味のダークラム。昨年モーリシャスを訪れた際、エリザベスはこのラム酒を誰かの薦めで購入したらしい。 このラム酒は炭酸飲料やジュースと混ぜていただくものではなく、スムースな味わいを楽しむために冷凍庫で冷やしてストレートで味わうとの事... 去年の大晦日、ミシーと彼女のボーイフレンドはミシーの自宅でディナーを楽しみ、大晦日のパーティーに出かける手はずだったらしいが、ディナーの後、エリザベスがこのラム酒を食後酒として出したが最後、すっかりリラックスしてしまい(酔っぱらってしまい)、パーティーに行きそこなったそうです。これは1本500mℓ、みんなに「ならえー右」して4本カートに。

それから調味料の棚をチェック。地元の料理に使われる見た事もない調味料が並んでいます。チリ(唐辛子)をベースとした調味料の幾つかを購入。

砂糖! 普段使い用にダメララ糖(デメララ糖とも呼ばれる不完全精製した甘庶糖)一袋500グラム、これはわたし用に1袋カートへ

それから、これはお土産に良さそう! やはり原産のバニラビーン数本砂糖の中に丸ごと入っているバニラ糖、これも一袋500グラム、これは4袋カートにいれる。

そして塩! 前日、島の南部に出かけたとき、塩田を見かけました。味見、味見。小さい袋はひとつ200グラム。 自宅では世界の色々な塩を使い分けて料理をすると言う友だちへのお土産と自分用に2袋のご購入。

モーリシャス到着以来毎朝いただいているバニラ紅茶を数箱。

そうそう、合成でないホンモノのバニラエッセンスを自分用とお土産用に数本。

そうこうしているうちにカートの中は山ほどの重量級の商品の数々。先にお買物を済ませたエリザベスとタクシーの運転手さんが待っている事もあり、メリッサとミシーとわたしもレジに並んだ。

スーパーから出てびっくり、なんと空が晴れ渡って、太陽が燦々とふりそそいでいたのだ。再びビーチに戻って、少しでも太陽を浴びようと急いでホテルに戻ったが、ホテルに戻る頃には再び空が曇りはじめた..(泣)

夕方5時近くになると又、小雨が降り始めた。

5時半からビーチバレーボールをする約束をしていたメリッサとミシーと私はビキニにTシャツを羽織って雨の中ビーチへ出かけた。流石の雨、参加者少ないです。若者=私たち、オホホ、プラス、ノルウエーから同じくWACAに参加しているアネット、みんな女性...で残りの参加者は、みんな男性..しかも50代、60代のお腹がちょっと出っ張り気味のヨーロッパ中年男性。皆さん、カラフルなスピードビキニ着用!

混合ではなく、男性vs女性でゲームをやった。 みんな下手なりに白熱したゲーム展開となった。 その上、雨は激しくなる一方... きめの細かい砂の上を濡れた体のまま転げまわって、砂まみれのボールに飛びかかるので、全身ザラザラ...そこに大雨...砂にまみれた雨が体を流れて気持ち悪い。でもそんな事を言っている場合ではないのです。勝負、勝負。

残念ながら、ゲームには接戦の末、負けた。でも子供みたいにめちゃくちゃやって遊んだ後ってなんであんなに幸せなんだろう? 楽しい事を見つける事が旨い子供たちって天才だと思う。ああいう感覚、大人になるとそうそう体験できないけれど大切にしたいと思った。 ゲームのあと、みんなで海に飛び込んで、砂まみれの体を洗いながら、とても満たされてた。

あああ、でも急いで部屋に戻らねば!

7時からはセイシェル島からの参加者ジェニーの部屋でカクテルパーティーが開かれる事になっているのです。部屋に戻って、急いでシャワーを浴びると私たちはジェニーの部屋へと急いだ。

ジェニーの部屋でのパーティーは凄かった。途中から色々な国の唄や踊りが飛び出した。ヨルダンの唄や踊り、スイスの唄、ジェニーは凄かった、中国語でタイタニックを歌い出した。カナダの唄...出てこないで窮地に立たされる私たち。カナダの歌って...ない?え〜?ないの??

最近の唄だったらセリーヌ・ディオンやブライアン・アダムス、シャナイア・トゥエイン、サラ・マグラクレンでも唄が出てこなかった。

じゃ〜日本!

ええええ〜日本。唄?踊り???



(懺悔)
たとえ一日中お酒を飲んでいたとは言え、みんなの前で炭坑節を歌って踊ってみんなから拍手喝采を受けたなんて、ここでは内緒にしておきたいと思う。(汗)

午後の早い時間の私とメリッサの部屋でのカクテルアワ〜。赤いキャップのボトルが、地元で愛飲されているグリーンアイランドというラム酒。写真の右側手前のセブンシーズはサトウキビを原料とした自家製焼酎のようなもの、めちゃ強く感じました。

夜のジェニーの部屋でのカクテルアワ〜。赤いシャツ着て踊ってるのはヨルダンからの参加者のひとり、なかなか良い声で色々な唄を聞かせてくれました。こういう場面で恥ずかしがっては場がしらけちゃうからお洒落じゃない。でもこういう場所での出し物が炭坑節(盆踊り)ってのも悲しいので、今度ナンカ練習しとこう〜

モーリシャス(7)

2008年6月4日

いやぁ〜、波をかき分け走るカタマランの前方ネットにしがみついて楽しい1日を過ごしたからか、肩が痛い。 

それでも私たちのバケーションは続く!

今日は車をチャーターして島の南の方へ一日遊びに行く事になっていた。

まず、目指すはシルク工場のファクトリーアウトレット! このシルク工場は到着した日にホテルまで運転してくれたドライバーさんの説明に出て来て、みんなで目の色を変えた『絶対に行きたい』目的地。

ご存知な方も多いかと思うけれども、北京や上海では、(私は行ったことないけどタイもそうだと思う)街の中に洋服のお仕立てをしてくれるブティックがあって、店内にシルクがずら〜っと並んでいる。

私たちの頭ではそのグランドスケール! さらに工場なら安いのではないか?? またファクトリーアウトレットでもお仕立てをしてくれるんじゃないか?とか、デザインはこういうの、とか、話しが勝手に盛り上がるだけ盛り上がり、私はお裁縫が好きなので、縫ってもらうのではなくシルクの素材を何メーターも買おう!何をつくろうか?とそれぞれがそれぞれの思惑を胸に想像をたくましくしておりました。

ですから車のチャーターを頼んだ時も、一緒についてくると言うWACAのスタッフに話したときも、このシルク工場については念には念をおして話し、出来たらお仕立てをしていただきたいので、朝一番に工場というか、工場の直営店におじゃまして、寸法をとってもらい、もしかしたら夕方ピックアップできるかもしれないし...と言うところまで伝えておきました。

当日の事。

車は走る!

南へ向けて。

エリザベスやメリッサは洋服をそこで仕立ててもらう気、満々!
まず最初のそして一番大切な目的地はシルク工場!!!!!

そして、連れて行ってもらったのは

砂糖工場!!!!

あれだけ、「行きたい、行きたい、行きたい」と熱病に取り憑かれたように話していた私たちが、車が止まっても車から降りる気配ナシ。

WACAのスタッフが『着きましたよぉ〜』っとドアを開けてくれましたが、私たちの口から出た言葉は

But this is not a silk factory... でも、ここはシルク工場ではありません。

WACA のスタッフから出た言葉は

Yes, Yes, Yes, this is a Sucre factory!!

えーっとですね、私たちが行きたかったのが、シルク工場...で英語のシルクの発音だと『ル』の音が軽いんだな。

で、『Sucre』はフランス語の砂糖で、発音は『スーク』(に聞こえる)。

で、私たちは砂糖工場に連れて来られたらしい。

長〜い話しをまとめさせていただくと、シルク工場は結局見つからなかった。今となっては、行きのドライバーさんも『スーク工場』って言って、それを私たちは『シルク工場』と聞いて、大喜びしたのかもしれないし、そこら辺はナゾです。

ともあれ、その日はモーリシャスの島南部の観光をして、首都ポートルイの市場をのぞいたり、ウォーターフロントのお店をのぞいたりしたけれど、もっと地元の人たちがお買い物するようなところを見てみたかったなぁ〜と言うのが正直な感想です。

      シャマレルの滝

   7色の土を持つ丘

市場の付近のお土産物屋さんでお値段を交渉中のメリッサとエリザベス。次、いつ、どこでお買い物が出来るか分からないので、私もここで特産のバニラ紅茶を2箱買った。 お値段は200ルピーとの事。800円くらい(?)かな。 で、大した額ではないし、全くもってお買い物していなかったし、お店のおばちゃんが、その他のお店の人が押しが強いのに比べて、押してこないので買う事にしたんだけど、お金を支払う段になって、おつりの関係から150ルピー(600円)でいいよ。って事になった。その上、大量にお買い物したメリッサとエリザベスにおまけでお店の前にあるようなお買い物かごをあげたからと、私にも大きなお買い物かごをくれた。

お買い物の後で分かった事ですが、このおばちゃんはWACAの現地責任者の遠縁の親戚にあたるとか。 後日、地元大手スーパーに行く機会があって、お値段を見てみると、バニラ紅茶人はこのお値段が約200円。私がメリッサやエリザベス同様「交渉」しなかったため、紅茶でぼったくってしまい、彼女の良心が傷んで、最終自己値引き&おまけに踏み切ったのではないか??と分析しています。

ちなみにポートルイの市場付近のお店は観光客を相手にしているからか、お値段、めちゃくちゃ高めですのでお薦めできません。

モーリシャス(6)

2008年6月3日のつづき

しばらくの後、目的地、通称の英語訳、Flat Island 、平らな島に到着した。



見ていただいて分かるよう、遠浅の砂地なのでヨットを沖に泊めて6〜7人乗れるエンジンつきのゴムボートで島へ上陸し、木陰にビーチタオルを広げ、砂浜を散策した。

シュノーケルをつけてちょっと泳いでみましたが、水は暖かいけれど、砂浜なので、楽しみにしていた色とりどりの魚は少なく、少し沖へ出ると潮の流れがかなり速い。ここは浜辺でゴロゴロをエンジョイするもしくはちょこっと水遊びをするのが正解で、海と一体になるほどではないみたい。ちょっと残念。

そうこうしているうちに浜辺の木陰に簡易バーがオープンした。


私たちがキャプテンズスペシャルと呼んでいた飲み物は、別名ティックトニックと呼ばれる飲み物で、モーリシャスの国民的カクテルのよう。 白ラム酒ベースに、スプライト、サトウキビシロップ、レモンジュースを入れたものだけど、私の舌にはめちゃ甘かった。

2杯目からはサトウキビシロップ無し、レモンジュースたっぷりで作っていただいてました。お酒の入ったシュワシュワレモネードと思っていただければ良いかと...

そうこうするうちにバーの後ろではギターとパーカッションの演奏がはじまってました。

      正しいお酒の飲み方。海につかって乾杯!

  ギターとパーカッションにあわせて、ビーチパーティー!!!
          砂浜でセガを踊り狂う!

        海に浸かってみると、こんな感じ。


ビーチパーティーで大騒ぎし、そろそろ帰路につく時間。
「あ〜あ、楽しかったなぁ〜」

そんな事を思いつつ、ゴムボートでカタマランにもどってみれば、ドヒャ〜。ビーチパーティーの3倍くらいのエネルギ-で、踊ってます。

そうでした。クルーズが終わったわけではありませんでした。

セガの音楽にゲストたちが踊っている間に、クルーがセールをあげ、マエバ号は帰りの途につきました。 帰りの方が、風のせいか、潮のせいか、船が進むのが早く、前方のネットの上に寝転がっていると、波がバンバンかかってきます。空気よりもかかってくる波の方が温かい。気持ちいいんだな、これが。

カメラに飛びつく間がありませんでしたが、途中、イルカたちの伴走にもあい、素晴らしいクルージングでした。

そうそう、マエバ号が停泊しているグランベイのマリーナにはゲームフィッシング用の船も何艘も停泊していましたよ。

それにしても疲れた。
一日太陽の下で遊んで、お酒飲んで、慣れない踊りを踊って、船に乗って、ホテルに帰って、シャワーを浴びると...

食事? ん〜、んなもん、いらない。
私は心地良い眠りに落ちた。

モーリシャス(5)

2008年6月3日

今日はカタマランに乗って一日遊ぶ事になっています。
カタマランとは、縦長の船体を並列にしてデッキで繋いだ双胴船のこと。
ヨットや観光船に用いられることが多いです。

朝食を軽くいただき(今日はオムレツはナシ)車で15分ほどのグランベイの港へ移動。

私たちのグループは2艘のカタマラン船をチャーターしている模様。

最新の1艘目がほぼ定員に達していた事もあり、私たちは少し古めの2艘目、初代マエバ号に乗り込む。

         これが初代マエバ号!

乗り込んで、一瞬硬直する私たち。

最初に目についたのが、お酒の瓶が逆さに吊るしてある、便利システム...


クルーの人たちがキビキビとビールを何ケースも積み込んでいます。
お酒の瓶の便利システムの空いているところにもお酒が補充されていきます(汗)

そして全員が乗り込んだところで船長さんからのブリーフィングです。

『マエバ号へようこそ』安全に関する説明や、トイレの使い方の説明を受け、重大なアナウンスメント『今からの航海、そして島に上陸してからの間、そしてこの港に帰航するまで、お飲物は全て無料なのでパ〜っと楽しみましょう!』

ちなみに時間は朝の9時だよ!

朝9時ですからね、お酒は遠慮して水を飲みつつ、インド洋の潮風を満喫!!!
全身に充満していく、喜び!
あああ、なんて幸せなんでしょう!

カタマラン船の前方はネット張りになっていて、私はそこに寝転がって潮風を全身で受けてた。

しばらくすると、島に近づいた。

あわてて船の後方のデッキの方へ行ってカメラ、カメラ。これがその写真。

ヨットはぐるっと島影をまわり、すると島の横に大きな洞穴(かな)、穴があいていた。
分かります?島の右側の方の海面に近い辺りです。かなり大きかったです。

写真を撮っていると、いつの間にかキャプテンが私の後ろに立っていて、私の耳元にささやいた。

"That's Lady's whole" (真面目な声で)

あの、英語がわかる方だったら分かっていただけると思うんですが、直訳すると、『あれは女性の穴だよ』な、ワケで、

"How do you know??" 『どうしてそう思うんですか?』と笑顔、それでも毅然とした声で質問し返す私。

すると、私の横に立って同じく写真を撮っていた、エアモーリシャスのモニーク嬢が、「フランス語で『ゴニョゴニョ』だから、正確にはDear's whole、愛しい人の穴かしらん」と笑顔で追加説明....

気がつけば、一応、この穴、観光のポイントらしく、船内のあちこちで、スタッフがゲストにlady's whole を連発しています。

あはは(汗)、キャプテン、すみません。私はあなたがすっかりスケベおやじしてるのかと思いました。

モーリシャス(4)

6月2日

今朝も快調に時差ボケって早起きが出来た。

6月2日の朝のお天気は晴れ晴れ
絵に描いたようなお天気です。

朝の散歩に出かけようとして、部屋のテラスにカタツムリを発見!
     半端じゃなく大きなったです。エキゾチック〜

前日と同じく朝ごはんをいただき、4人でビーチに向かった。
今朝は10時半から、船の底がガラス張りになっているボートで沖に出ることになっていた。こういうボートに乗るのは子供の頃以来? もしかしたら初めて!

なんだけれども、わたし、とんでもない事に気付きました。

水面から普通に海の中を見ていると何でもないんだけど、四角く区切られたボートの底のガラスの部分から、じ〜っと横に流れていく海の底の様子をみていると...わたし、船酔いです!ふらふら、船の揺れは好きなものと思っていたので、これはちょっとショックだった。

その上、悲しい事に海の底は死んだ珊瑚がほとんどをしめて、とても寂しい光景でした。

それでも熱帯魚が戯れ、ウミヘビ(!)が泳ぎ、それにやはり海からの景色は気持ちよく、楽しい時間を過ごしました。

別に船底のガラスのところから覗かなくても、海の中の様子、これくらいは見えるのです。

ともあれ、今日からWACAのイベントが正式にはじまります。

昨日と同じく一日の大半をビーチでまったりと過ごし、夕方、受付を済ませ、夜の7時から歓迎のカクテルパーティーがプールサイドで開かれました。


エアモーリシャスのスタッフ、ドイツからの参加者、ポルトガル、ノルウェー、南アフリカ、スイス、ハンガリー、色々な国からの参加者と知り合いになりました。

カクテルパーティーの後は、野外ダイニングに移動して、ディナー、そしてダンス!

モーリシャスには『セガ』というとてもセクシーな音楽/ダンスがあります。もともとは数百年前、アフリカから連れて来られた奴隷たちの音楽にはじまったと言われていますが、音色を変え、ダンスのアレンジを変え、現代の若者のダンスの中にもその要素は脈々と踊り次がれています。

興味がある方はこちらからモーリシャスの地元の音楽を聴いてみて下さい。

http://www.noutizil.com/news.php

ホテルなどは、ハワイのフラダンスショーみたいな感じで派手派手の衣装を着たダンサーたちによる「セガダンスショー」が開かれますが、現代の若者のダンスの中にはセクシーなステップと腰使い!そして、女性はスカートを太ももの辺りでほんの5センチほどつまみ上げるセクシーなポーズに凝縮されています。ウインク

レゲエ風のアレンジが効いた曲もあってそれはセガとレゲエのミックスで、「セゲエ」と呼ばれていた。

で、セクシーであるのは非常に疲れるわけで、セガを一曲踊ると常にひざを曲げてリズムを取っているので、太ももの筋肉がヒクヒクしてきます。

モーリシャスの女性スタッフにセクシーダンスの手ほどきを受け、多くの参加者たちといつまでも踊り続けた。

あああ、でも早く寝ないと、翌日は一日カタマランで遠出です。

カクテルパーティーが行われているところから、プール越しにレストランを見たところ。

モーリシャス(3)

6月1日の朝、私は6時半頃目覚めた。

外は...雨。雨

でも、バンクーバーの冷たい雨とはちがう、南国の生暖かい雨!なんと甘美な響き! 興奮を抑えつつ、ビキニを着て、腰にサロンを巻き、雨の降る外に出た。

ああああ、なんて気持ちがいいんでしょう!

びしょ濡れになって喜んでいると、メリッサが目を覚ました。

彼女もやはり水着になり、お互い、身支度を整えるとエリザベスとミシーを誘って朝食へと向かった。

バニラティーに温めたミルクをなみなみと加え、そこにモーリシャス産の砂糖を1さじ。

それからグアバジュース。

大好きなパンオーショコラを発見。

触るとまだ暖かい! でも、ミニチュアサイズだし、いまいち。でもいいの。

フランスパンは...美味しかったです。
クロワッサンも...まあまあでした。

それから、クレープのコーナーがあって、女性スタッフが一枚一枚目の前で焼いて下さいます。それに、蜂蜜、サトウキビのシロップ、チョコレート、キャラメル、シナモンシュガーなどをかけていただきます。

そして果物。パパイヤは美味しかったけど、滞在中、マンゴは出て来なかった。モーリシャスでは穫れないのかもしれない。

パイナップルは太平洋の島々で目にするパイナップルに比べると恐ろしく小さい。 一見するとまだ熟れてないどころか、完全に育ってないようにさえ見れるけれども、滞在して数日目にして熟れててもモーリシャスのパイナップルは小さい事に気付いた。

あとは、スイカとか、ハニーデュー、キャンタロープ、オレンジやグレープフルーツ等々。

それからハムやサラミ、カジキの薫製、チーズの薄切り。

ヨーグルト、ホワイトチーズ、コーンフレークの色々...

メインの方へ足を進めると、オムレツや目玉焼きをはじめ、お好みの卵料理を作って下さるセクションに、厚切りハムやソーセージをグリル焼きにして下さるセクション。それから付け合わせのおイモ料理や焼きトマト、お豆料理などがありました。

まわりには小鳥たちがたくさん居て、あわよくばパン屑でもいただこうとテーブルの様子を見ています。

食べ物が並べてあったり、私たちのテーブルがあるのは茅葺きの広々とした吹き抜けの構造物の屋根の下ですけれども、外では雨がひどくなる一方で、一時は滝のような雨となっていました。

他にする事もないので、私たちは朝食をゆっくりと堪能し、雨を見ながらいつまでもキャフェオレやバニラティーをすすって居ましたが、お腹がいっぱいでもうこれ以上、一杯たりともいただけないと感じはじめる頃、雨脚が遠のいて行きました。

     私の朝ごはん

     鳥たちの朝ごはん


雨が上がると、眩しい太陽が顔を出し、アッと言う間に美しい青空が広がり、まるで別天地!

気温は28度くらい。太陽があたると夏特有の暑さを感じられるものの、木陰に入ると心地良い暖かさ。風がそよそよ..

懺悔、
日記に書く事がないほど、何もしませんでした。
一日、浜辺のデッキチェアーに寝そべって、うたた寝したり、ポヤぁ〜っとしたり。時々、浜辺をお散歩して、貝殻拾ったり、足を波に濡らしたり。

ここのホテルでは無料で水上スキーもさせてくれるし、ヨットもウインドサーフィンも、カヤックも貸してくれるんだけど、一日ポヤぁ〜っとして、時々思い出したように水を飲み、そうこうしている間に太陽が水平線の彼方に沈んでいきました。

      こういうところでお昼寝してたのよ。

      そしたら、アッと言う間にサンセット

モーリシャス(2)

2008年5月31日


ホテルに着いた。

WACAを出迎えるサインに、女性マネージャーの笑顔の歓待。
吹き抜け、オープンデザインのレセプションエリアに通されると、フロントデスクではなく、ソファーやイスがあるところに通された。

これだから、ちょっと良いクラスのホテルって好き!

チェックインをするのに、フロントデスクで宿泊カードに記入するのではなく、長旅お疲れさま、という事で、ゆっくりとイスに座って、Trou Aux Biches の場合、トロピカルドリンクをいただきながらのチェックインです。


ホテルと言っても、巨大な建物ではなく、敷地内にバンガローが点在するタイプのリゾートです。

私とメリッサが同じ部屋に。そしてエリザベスとミシーが別の部屋に滞在するようアレンジしてもらってました。幸運にも私たちのバンガローはどちらもフロントやバー、レストラン、プールがあるエリアからもビーチからもほど近いロケーション。

荷物とともに、ゴルフカートに揺られて部屋へ向かいましたが、敷地内は常夏の楽園の雰囲気!

あああああ、来た甲斐があったというものです。 でも今はまず、何よりも、まず先に、シャワーを浴びたい!

荷物をほどいて、シャワーを浴びるとまるで生き返ったよう! ベットを見ると先にシャワーを浴びてたメリッサがぬれた髪のまま!爆睡しています。

フムムム。

外に冒険に出ようか? 
それとも私も今のうちにちょっとお昼寝をしておこうか?
時間は午後の3時頃...

そんな事を考えながら、ちょっと、ほんのちょっと体を横にしたつもりが、私も深い深い眠りへと落ちて行った。

私たちのバンガローが点在するエリアの雰囲気

私とメリッサの部屋があるバンガロー。私たちの部屋は1階の右側。外にテーブルとイス2脚があるところです〜

モーリシャス(1)


たとえ旅行が好きって言ったって、
飛行機に乗るのが結構好きだって言ったって、
片道一日半は長すぎです。
飛行機に乗ってる時間だけで24時間って凄すぎます。

5月29日の午後バンクーバーを発ち、1日半の移動をこなし、インド洋の小島、モーリシャスに到着したのは現地時間で5月31日のお昼時でした。

今回の旅のメンバーは私、

そしてメリッサ。メリッサは私の日記にも時々登場する、私の仲の良い友だちの一人、かつ会社の同期で同じ部署、家が裏道をはさんでお向かいという事もあり、彼女の家では私は家族として扱ってくれてます。

それからエリザベス。エリザベスも私やメリッサと同じ仕事場だけれども、彼女は33年勤続で、2年後の退職を楽しみにしています。彼女の家族はフィージーの出身で、祖先にはフィージーやインド、トンガの血が混ざっているとの事。モーリシャスへのツアーは毎年行われていて、彼女はこれが3度目の参加です。

そしてミシー、ミシーはエリザベスの娘で20ウン歳。看護婦さんの卵です。彼女の本当の名前もメリッサなんだけれども今回の旅では、もう一人のメリッサと区別しやすいように、エリザベスが時々彼女を呼ぶ時に使う、お嬢さんというイミのmissy... で彼女を呼ぶ事にしました。

フライトは疲れたけれども、やっとモーリシャスにつきました。荷物をピックアップするとどこからか元気が湧いて来て、私たちはカートを押しながら出口に向かいました。

WACAのサインのお出迎えです。

今回の旅行はWACA, World Airline Club Association のイベントの一環への参加です。イベントが始まるのは6月2日から、私たちは時差ボケ解消&リラクセーションのため2日早めに現地入りして、ゆっくりする事にしてたのでした。

今回のイベントはエアモーリシャスのスタッフが中心となってアレンジして下さったもので、現地スタッフの出迎えを受けてからは、とてもスムーズ!

用意していただいていたバンに乗り込み、エリザベスの指示により、まずは現地のラム酒グリーンアイランドを入手するため小さなスーパーへ。

それからサトウキビ畑を通り、首都(だと思う)ポートルイを通り、車は島の北へ向かってズンズン走る。小さな通り、縦横に走るバイクと古めの車。

中国風の寺院があり、イスラムのムスクがあり、ヒンズー教のお寺があり、キリスト教の教会があります。

車窓の景色が目新しく、旅の疲れも忘れるほど、そうこうしているうちに今回の旅の宿となるホテル、Trou Aux Biches Hotel に到着した。

http://www.trouauxbiches-hotel.com/

写真はモーリシャスの空港(島の南)から、ホテル(島の北)に向かう途中で見た、サトウキビ畑にかかる虹の橋ですぅ〜

6月なのにこの寒さ!

去年の秋のタヒチ&ハワイへの旅行記をミクシィからここへ引っ越しするのに忙しく、ホンモノの日記を更新するのがご無沙汰になってしまいました。

今年のバンクーバーとっても寒いです。

実は先週までアフリカ沖、インド洋に浮かぶ島、モーリシャスへ旅行していました。あちらは南半球ですから季節は冬!と、言う事で、地元の人はセーターやカーディガンを着ている方もいらっしゃいましたが、気温は28−29度!理想的な暖かさでした。

かたやバンクーバーは夏真っ盛りとおもいきや、帰りのロンドンからの機内アナウンスを聞いてびっくり!バンクーバーの現在の気温11度!  今日は随分暖かく、それでも15度くらい。 あの〜、地球の温暖化??どうなったのかしら? バンクーバーは一挙に氷河期みたいです。

明日から仕事、バケーション最後の一日を堪能しています。

南太平洋の旅(20)

旅の終わりは、いつも急だ。

カナダを出る前は、飛行機の空席状況次第で日本に飛んで数日過ごしてからカナダへ戻ろうかとも考えていたけれど、遊び過ぎ、睡眠不足、日焼けでボロボロ、その上、その日のホノルル/バンクーバー便は、席がたくさん残っていたので、バンクーバーへ戻ることにした。

モーレアにはまた行きたいなぁ〜
あと、フレンチポリネシアの他の島々を訪れたい。

ホノルル空港で、マイミクのタンタルスの丘さんに会い...はしませんでしたが、同じオフィスで働く同僚2人にあう。彼女たちはお休みを利用してホノルル2泊の旅行だったそうです。

ホノルル/バンクーバー、飛行時間、たったの4時間半!

太陽が恋しくなったら、ハワイなら手軽に来れる。
そう自分をなだめながら寒風のバンクーバーの空気を吸った。

おしまい。

南太平洋の旅(19)

11月2日..今日はマウイ島、ラハイナでの一日です。
マウイ島まではエアカナダもバンクーバーから飛んでいることもあって、まあ、今日はゆっくりしようということで、まずはインターネットキャフェへ行って、フライトのチェック。それからミクシィの日記で皆さんへこんにちは。

それからお土産屋さんをのぞいたり、郵便局へいって絵はがきを出したり...

ごくごく一般的な観光客の一日でした。

それでも11月2日はとてもおめでたムードに包まれた一日でした。
シルベインの同僚で船のカジノのマネージャーのアギーとカメラマンのジャンルークが結婚したのです。

残念ながら私は参加していませんが、海に突き出た岬での結婚式はハワイ式!とってもロマンチックでした。

夜、彼らのためのレセプションが、スタッフ用のレストランの一つで開かれた。
今回のクルーズは満室だったけれども、マウイ島からいらっしゃっていたゲストが、カウアイ島とホノルルをスキップしてマウイで下船してしまったため空いたスイートを会社側からハネムーンスイートとしてホノルルまでの2日間進呈されるという、いきな計らい!

船内ニュースでも、私事ですがということで、ゲストの皆さんにもこのおめでたいニュースが伝えられ、なんだか皆さんおめでたいムードの一日でした。

彼らの末長〜い幸せを心から祈ります。


写真1  全身で観光客しています!クレイジーシャツのお人形と

写真2 フォーレストガンプのブバガンプ(えび/シーフードのチェーンレストラン、日本にもある??)

写真3 ジャンルークとアギーと。お幸せに!

南太平洋の旅(18)

クルーズの旅も残す所3日。 マウイ島、カウアイ島、そしてホノルルがあるオアフ島でおしまい。 荷造りもはじめなきゃいけないし、何となくブルー。

ブリッジにご招待いただいた夜は、シルベインとエドとイタリアンレストラン、サバティーニでお食事する事にした。 エドは会社から他の船への移動を命じられたばっかりで、やっぱり少しブルー。 それを吹き飛ばすためにも、イタリアンのおいしいものをたらふく食べるのはすごく良いアイディアに思えた。

スープとかパスタの写真は無し!

前菜の盛り合わせ

メインのロブスターとその奥にはランゴスチン(手長エビでいいのかなぁ〜)

これはおいしかった。イタリアンの定番デザートのひとつですよね。ババロアみたいなのに、キャラメルソースです。名前を知っていらっしゃる方いたら教えて下さい。レシピを探したいですぅ。 カクテルはメイトルディーのイサークからのプレゼント、ホワイトロシアンです。ちなみに左奥の丸いのはエドがオーダーしたティラミス。シルベインはダイエットでデザートなし。

南太平洋の旅(17)

11月1日、ハワイ島へ着いた。 本当はシルベインとレンタカーを借りて島巡りをするつもりだったけど、乗組員は3ヶ月に一度アメリカの特別な入国管理検査などがあり、それが何時に終わるかわからないので私はひとりでツアーに参加することにした。

ツアーといっても私が参加したツアーは総勢9人。私以外の8人の6人とすでに友達だったので、気心の知れた楽しいツアーとなった。

溶岩に波がくだける海岸とか、巨大な滝とか、風光明媚な所とか連れて行ってもらったけど気もそぞろ。実はハロウィーンのパーティーの会場で、キャプテンからハワイ島からの出港時のブリッジへとご招待を受けたのだ。 

パティーではじけ過ぎたので、その日はグッとドレスダウンして、水色の花柄コットンスカートに白のノースリーブで、シルベインのエスコートを受け、それからセキュリティーのエスコートを受け、ブリッジへ!

キャプテンがやってきました。

キャプテン (開口一番) 『昨日のピンクのドレスはどうした!』

JUJU  『キャビンへ戻って着替えてきた方がよろしいですか』

キャプテン 『冗談、冗談。』 あはは

ということで、オフィサー1人1人に紹介してくれ、乗り込んできていた2人の水先案内人に紹介してくれ、非常に興味深い時間を過ごさせて下さいました。 チームワークに感動! 数値を割り出し、情報を流し、キビキビと仕事をするのはもちろん下っ端のオフィサー。こんなしっかりした人たちが操縦しているからキャプテンは一日1時間くらいしかブリッジにいないわけだ!と納得。 パシフィックプリンセスの場合、ブリッジの両側に更に外へ出る所があって(かなり広い)そこからも操船出来るようになっている。見晴らしも良く、まわりに何もないし、正面から吹いてくる風は気持ちいい!まるでひとりタイタニック! 海の上を飛んでる感じ!

途中、タグボートが船の近くを通った。
船の上の3つのランプは200フィート以上後ろに何かを引っ張っている印。
赤いランプは船の左側の側舷についている。だから、あの船はあっちの方角に進んでいる。等々。(私の記憶、正しい??)

ともあれ、キャプテン! 開口一番の『昨日のピンクのドレスはどうした!』は本心だったでしょう!

ちゃんとわかっているんだから!

それでもあのドレスのおかげで出港時のブリッジへご招待いただけたんだから、まぁ、良しとしましょう。

アカカ滝にて


ラウパフエフエの溶岩にくだける波


景色よかったけど、どこだったか名前忘れました。 

南太平洋の旅(16)

たんこぶの翌日はハロウィーンのパーティーが予定されていました。

マイミクの方の多くはご存知だけれども、私はハロウィーンを盾に、長年の夢を叶えようと、この夏から計画を練っていました。

やれそうで、ふつうぅ〜の女性になかなかチャンスがない事に、『スパンコールでキラキラの衣装を着る!』というものがあるかと思います。あせあせ

まぁ、普通のヒトはそういうチャンスを狙うこともないし、憧れもしないのかもしれないし、思っても口にしないし、行動にも起こさないのかもしれないけれど、私はひじょ〜に憧れておりました。

で、研究の結果、『中森明菜』がタトゥーを歌った時の衣装に心をわしづかみにされ、あのドレスを自分で縫おうとがんばったわけです。大体の形は出来上がっていたんだけど、最後の最後にまぁ、色々と失敗しまして、そのための補正やら、修理やら大変でした。足元は銀色の(!)2センチくらいの底上げに12センチくらいのハイヒールがついたサンダル! それにやはりスパンコールを丁寧に縫い付け、更にアロンアルファで仕上げを施し、そうこうするうちに夕方になってしまい、髪をアップにして、スパンコールで飾り付け、さらに明菜ちゃんのごとく手袋、腕カバー...、をつける所までに至りませんでしたが、大体船に中森明菜を知っている人自体がいないわけですから、問題ありません! 

ドレスを身に着け、超ハイヒールをはいて、鏡の中の自分を見つめ...
喜びに包まれる!

私は声を大にして言いたい。

女性の皆さん、こういうアホい事はこういう事が許される若いうちにバンバンやった方が良いと思う!
だまされたと思ってスパンコールのミニのドレスはみんなにもやって欲しい。
気分は一挙ににわかセレブです。 

その上、今回のパーティー、あくまでも乗船客のパーティーなので、シルベインは仮装なしでユニフォーム姿。私のエスコート兼ボディーガード兼カメラマン兼付き人! 

まっ、あーだ、こーだ説明するより、写真でも見て下さい。
前夜の情けなさを回復するに充分な楽しい夜でした。

ダイニングルームの入り口で

左からルーク、ポール、メーガン、看護婦さん名前忘れた、アンジェリーク(モーレアでエイを一緒に見に行ったお友達)


左から、私、カリフォルニアのサンタアナから来ていたオズの魔法使いのドロシーと不思議の国のアリスのアリス。 私のスパンコールキラキラサンダルはドロシーのルビーのサンダルの代用になるので彼女の来年のハロウィーン用にさしあげました〜。

南太平洋の旅(15)



話し忘れていたが、今回のクルーズで一つ残念だった事として、予定だったクリスマスアイランドへ上陸する事が出来なかった事がある。これは潮が一番引いてしまうタイミングとはちあってしまったらしく、上陸用の小型ボートでも島に近寄れからとの説明。船の上から島を見た。

こここそ、本当に行ってみたかったところ。
今の時代、飛行機が飛んでいる所はほとんど何処でも行く事が出来る。陸続きだったら、そこから他の交通手段を使う事も可能だ。でもクリスマスアイランドは飛行機が乗り込んでいない、本当の孤島!
あそこに行くには船しかないのだ!

そしてこの島では、島民はみんな自分の土地を持っていて、自給自足の生活をしているそう。
生活は質素なれど、皆さんとてもしあわせそうだと聞いた。
平坦な島に、白い砂浜。
ものすご〜く上陸したかった。

しばらくの後、船は島沿いにゆっくりと航行して、それから更に北へと進路をとって私たちはハワイ島をめざした。

クリスマスアイランドを通過してすぐの頃、船のすぐ横をイルカが数頭泳ぎ出した。窓からわーわー見ていると、一時は10数頭は泳いでいたんではないだろうか?  波の間をピョンピョン飛んで、ホント、フレンドリー。 会えなかったクリスマスアイランドの人々とイルカたちの永遠の幸せと平安を心の底から願った。


写真は船からみたクリスマスアイランド

南太平洋の旅(14)

船がどこにも寄港せず一日船上で過ごす日は、昼間はプールサイドでのイベントの他、ビンゴ、卓球トーナメント、カジノといった様々なゲームをはじめ、色々な種類のダンスのレッスン!(私もベリーダンスのレッスンを受けましたぁ〜)やエアロビ、ヨガ、ピラテからフルーツカービングのデモンストレーションやアフタヌーンティー、ライブバンド、その他色々、数多くの予定が船のあちらこちらで用意されています。 有料だけれども、コンピューターのコースをとったり、スパで一日エステを受ける事も可能です。

そして夜になるとディナーもあるし、ショーもあるし、その後はラウンジに繰り出し踊らないといけないし忙しい! 私の場合、昼間はのんびりと過ごし、夕方頃からシャワーを浴び、おめかしをして、夜の7時、8時頃、仕事が終わったシルベインとディナーを食べ、ショーを観たり、踊りに行ったりしていました。

その夜は2回目のフォーマルイブニングであり、かつ、プリンセスクルーズの常連のゲストをむかえてのキャプテン主催のカクテルパーティーが開かれる夜でもありました。カクテルパーティーの場所は船の前方10階のパシフィックラウンジ。人数と場所の関係から2回にわけて開かれるとの事。シルベインは VIP/リピーター対応の責任者である事もあり、両方のカクテルパーティに出ています。「来たいなら両方のカクテルパーティーに来ていいよぉ」とは言われたものの、準備が調っていなかったこともあり、1回目のカクテルパーティーはパスする事にしました。

そこで1回目のカクテルパーティーが終わった所で、シルベインがキャビンにいる私に電話を入れ、私が10階のパシフィックラウンジへ行ってシルベインと合流し、9階のバイキングで軽く夕食をとる事にしました。

推理小説じゃああるまいし、なぜゆえにこういう詳細を書いているかと言うと、事件があったのよ。

キャプテンと一緒の写真を撮ってもらおうと思っていた私は入念にメイクをして、キャビンでシルベインからの電話を待っていました。女性にはわかっていただけるかと思うけれども、鏡を見て自分がなかなか美人に見える事もあれば、もうどうあがいてもブスでしかない時もあるわけですが、その夜は美人な気分の夜だった。

そこにシルベインから電話が入り、いそいそと出かける私。キャビンを出てエレベーターで10階に行くも、フムムム。乗ったエレベーターは船の後部にあり、ラウンジは前方...仕方がない。ドアを開けて外に出る。10階は9階のプールを囲むようにランニングのコースがある所です。突風にドレスをはためかせながら背筋を伸ばして、ハイヒールで歩く!! 9階のジャクージーに入っていたおじさん二人から口笛!「Looking Gooood!」(きれいだよ!)のかけ声!!Thank You!! 悪い気しません。

ラウンジに滑り込むと、パーティーの最後の方でした。サーバーがカクテルを持ってきてくれます。口にしたのはテキーラサンライズ。

グラスが空になる頃、パーティーも終わり、2回目のカクテルレセプションまで約1時間プラス、バイキングへと出かけました。

大好きなシーフードのサラダがあったけれども、何となく口に合わなかったけれども、美味しくお食事をして少し早めにラウンジに戻る。サーバーが早速カクテルを持ってきてくれます。お目当てのキャプテンはまだ時間が早い事もあり、いらっしゃっていません。

それにしても、何となくお腹が痛い。

お食事中の人、いらっしゃったらごめんなさい。

あの、さっきまでイイ女気取っていましたけど、下痢ピー的な痛さです。
出したら痛いのも治るだろうと思い、ゲストもまだ来ていないし、普通におトイレに行くそぶりで席を立ちました。
環境さえ良ければ(笑)お通じが良いわたしも、環境が調わないとダメです。
大きな船だとラウンジ近くのお手洗いは、個室がいくつかありますが、きっと船が小さいからだと思う。
女性用のおトイレ1つだけ。ダメです。出来ません。もうすぐ人がたくさん来る。他の人もおトイレしたいかもしれない。そう思うと余計お腹がキリキリと痛くなり、悪寒がし、血の気が引いて行きます〜〜〜。

キャビンに帰ろう。

そう思って、おトイレを出て、フラフラと...のつもりが、目が回って倒れて、そのはずみで、頭を目一杯壁に打ちつけました。

フラフラと起きて、シルベインの所へ。
「誰かに頼んで、キャビンに連れて帰って」
ビックリ仰天するシルベイン。
ゲストの到着まで15分、まだ時間があるからと、彼が抱きかかえて、従業員用の通路を使ってキャビンへ連れて帰ってくれました。

そして私はと言えば、おトイレにいってやることやったらケロッと元気になった。

そこへ誰かがドアをノックする音。看護婦のサリーがシルベインから連絡を受けたとの事で、様子をみにきてくれました。

かくかくしかじかと流れを話す。サリーとしてはシルベインに頼まれたから様子をみにきた以上に、万が一ノロウィルスでないかの確認のイミが大きかったのではないかと思う。  日本でも新聞をにぎわせるように、船などで集団感染がおこったらもう、一大事です! その予防のためにもクルーの人たちは衛生面には細心の注意を払っているし、殺菌消毒剤もいつでも誰でも使えるようにあちらこちらにおいてあるほどです。

ドキ!

もし私がノロウィルスの第一患者だったらどうしよう。
キャビンに隔離される。
もう遊べない。
ハロウィーンパーティー明日なんだけど。

でも、私は自分のお腹がものすご〜く痛くなった本当の理由を知っている。

*懺悔*
実はあの日のお昼、ランチも食べないで遊びほうけて、午後お腹をすかせた私は、アイスクリームと焼きたてクッキーのバカ食いをしました。 

皆さん、お買い物するとき、材料表示を読まれますか? 添加物、防腐剤、膨張剤、合成着色剤はじめなんだかワケの分からないものが多い食品は、私はあまり買いません。おやつモノは特に凄いので、どうしても食べたい時はクッキーやケーキなら自分で焼くし、アイスクリームだとワケの分からない材料が入っていないハーゲンダッツと言った具合です。

私がバカ食いしたアイスクリームはハーゲンダッツではなく、安物の乳化剤とか膨張剤とか添加物が多いアイスでした。

結果下痢ピー、私はキャプテンと写真を撮るチャンスを逃してしまい、その上、右のおでこにたんこぶを作ってしまった、悲しい2回目のフォーマルイブニングでありました。

そんなこんなで写真も無し。トホホ。

南太平洋の旅(13)

ボラボラを出たパシフィックプリンセスはこれから2日間をかけてクリスマスアイランドを目指します。 船の上でのんびり過ごすのは楽しい。

朝ごはんを食べた私は、水着に着替え、本やゲームを持ってプールサイドへ。たまたまデッキチェアーでお隣に座った女性と話しが弾みます。彼女テイラーと旦那さんのビルはバンクーバーの近く、サンシャインコースとに住んでいる事もあり共通点が多かった。彼女たちは2週間前にホノルルから船に乗り、ボラボラ、モーレア、パペーテと一巡りしてて、同じコースでハワイへ戻る所です。 リゾートで2〜3週間過ごすように、特に停船先での観光を目的にせず、のんびりとバケーションを楽しむため、2週間、3週間とクルーズに乗る人も多い。そして今回の場合、ハワイ、もしくはタヒチ入りして、タヒチ、もしくはハワイから帰ってくるよりも、北米から参加する場合、ハワイを行きも帰りも使った方が、航空運賃がかなり安くなる事もあって、彼女たちと同じようなスケジュールの人たち、たくさんいました。

そうこうしているうちに、プールサイドではカクテル作りの実演がはじまりました。テキーラサンライズのトムクルーズばりに、ボトルを振り回し、後ろ手にキャッチ! シェーカーを振る姿も見事です!  拍手ぅぅぅ。

『それでは皆さんにも挑戦していただきましょう!』

マイクを持った司会の人がプールサイドを歩きます。私たちのそばを通ったとき、テイラーが私を指差しながら『アーニー』後々わかった事ですが、すでに2週間も船にのり、ほぼ毎日プールサイドでのんびりしていたテイラーは、プールサイドのバーのバーテンダーをつとめるアーニーこと、アーノルドとすっかりお友達!そういうこともあり、私はワケがわからぬまま、彼に指名され、にわかバーテンダーとしてハッスルする事に。がんばってシェーカーを振りました!音楽に乗って踊りました! おかげでそのカクテルをいただき非常に美味しくいただきましたが、その模様がビデオにおさめられ、船内のテレビにそれから1週間近く流され、にわか有名人になるとは夢にも思っていませんでした。

また、その次の日はちょうど、船が夜中過ぎ赤道を越える事もあり、昼間、そのための儀式が厳かに執り行われました。

これもプールサイドにて。

赤道を通過するのに海の神様ネプチューンの許可がいるという筋書きのお祭りですが、もともと英国やアメリカあたりの海軍から始まったという事で、はじめて赤道を越える人は色々な試練を与えられます。 かなり凄ましいので、ゲスト参加のパシフィックプリンセスの場合、参加希望者は事前にどういう事をされるか打ち明けられ、それでもOKの猛者たちがゲスト代表で生け贄となりました。

ブリッジからオフィサーたちも参加し、ネプチューンとアフロディーテそれからその家来たちに恭しく挨拶し、許可を申し入れます。はじめて赤道を海で越える人たちは信じられないという事で、そこで今までの悪事をばらされ、罰にチョコレートシロップやゼリーを頭からかけられたり、スパゲティーが飛び交います。

最後はプールに飛び込んでおしまい。 

無事ネプチューンの許可も出て、航海が続けられるというイベントでした。

どうせ、人生一度だけだし、参加しようかと思った。でもチョコレートシロップにトマトソースと聞いて、水着にシミが出来たらイヤなのでやめてしまった。 観るだけなら...一度観ればそれで充分かな?

海の上で赤道越えをした事がない人をポリウォグと呼び、経験者をシェルバックと呼びます。

私、シェルバック!

写真1 左より ネプチューン、アフロディーテ、オフィサー
写真2 責められるポリウォグたち
写真3 お仕置きが終わってプールに落とされるポリウォグ

南太平洋の旅(12)



ボラボラで一日を過ごした夜、船の上は最初のフォーマルイブニングでした。一日、野生児のように過ごし、夜、お洒落をしてお出かけするの、私、好きです。シャワーを浴びて、冷えた白ワインをすすりながら、メイク。あああ、しあわせ。

たとえ小さなパシフィックプリンセスの船上でもディナーの選択がいくつか出来ます。その夜、私とシルベインはステーキハウスへ出かける事にしました。 メインダイニングで食事をしている人が多いようで、ステーキハウスは落ち着いた雰囲気。案内された窓辺のテーブルからは眩しいほどのほぼ満月と、その光がキラキラと反射する夜の海!ロマンチック〜!!とはしゃぎながら、全くもってロマンティックでない私たち。

素敵なディナーを楽しみ、その後ショーを観て、それからラウンジで踊り、船の上の夜はふけていく〜 クルーズは楽しい!

写真はレストランの窓からみたお月様

あとは、お遊びに夢中になっていたようで写真ナシ! カメラマンに撮ってもらった写真はあるけど、デジタルイメージ無いの。

南太平洋の旅(11)

2007年10月26日、朝起きると船はボラボラに着いていました。

船は通常朝の7時とか8時に目的地についているので、普通のゲストはそれと同時に船を降り、自由行動をしたり、ツアーに参加したりしますが、私の場合、シルベインが朝は9時か10時頃まで仕事をしている事もあり、7時頃ベットを抜け出し、シャワーして、ビュッフェにいって朝ごはんを選び、それをプールサイドか船の最後尾のデッキでゆっくり楽しみ、時間があったらそのままそこで、朝の紅茶をゆっくりといただきながら読書三昧!していました。

そしてシルベインの仕事が終わってから、一緒に陸に下りて一日を楽しみます。10月26日のボラボラはちょうど、International Outrigger Canoe Race、Hawaiki Nui Va'a の最終日をむかえているとの事。 ??? 何事か今ひとつわかりませんが、パーサーデスクの人からビーチは大変混雑しているとのアドバイスです。 フムムム。 基本的に海水に浸かってポーッと出来たらどこでも良いと思っていた私は、この国際カヌーレースも『余計なお祭り騒ぎ』程度にしか思っていませんでしたが、とりあえず、そのお祭り騒ぎのビーチへ行ってみる事に。

Hawaiki Nui Va'a ,国際アウトリガーカヌーレース、『国際』とついていますが、基本的に参加国は太平洋諸島プラス、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、アメリカはハワイの島々からの参加...そんな感じ。けれども100組以上のチーム、2000名ほどの選手が参加します。レースは3日間に渡っておこなわれ、一日目はHuahine から Raiateaまでの44.5キロ、約4時間のの外海のレース。2日目はRaiatea から Tahaa にかけての環礁の中でのスピードレースで時間にして1時間半ほど。3日目がレースの山場で、外海からボラボラのビーチめがけて52キロの距離を4時間以上かけて競争します。

空にはヘリコプターが飛び、ラジオではレースの速報が流れ、私たちが陸に下りた頃はちょうど上位3チームくらいがゴールをした所で、残り100チームほどがそれから、順次ボロボラのビーチへ入ってくる所でした。

ゴール間近のベーチではたくさんの人たちが腰の辺りまで海に浸かっゴールするカヌーを待ち受けているため、列が二本で着ています。1本は岸に近い方、もう1本は15メーターほど沖に。そしてその更に沖には小型ボートやらヨットやらでの見学者の列ができています。遠浅の海だから出来る素敵な観戦方法! 人と人の列の間の15メートルくらいの幅を、カヌーがラストスパート!  大きな歓声を受けてのゴールです。 私たちは砂浜で応援していましたが、途中から海にはいりました。4時間以上も外海をカヌーで漕ぎっぱなしに漕ぐというのはかなりハードで、ゴール付近には救急隊員の担架部隊も待ち受けていました。でも、選手の人たちみんないい顔していました。

ゴールをすると、流石、ポリネシア!おばちゃんやお姉ちゃんが、選手の首に花輪かけて、ほっぺにキッスのプレゼント。

海水に浸ってボーッとする時間はなかったけれど、とっても楽しいお祭り騒ぎな一日でした。

写真1 人の列とその間をラストスパートするアウトリガーカヌー
写真2 選手代表。み〜んないい顔してました。
写真3 お花係のおばちゃん、選手に花輪とキッスをプレゼント