南太平洋の旅(11)

2007年10月26日、朝起きると船はボラボラに着いていました。

船は通常朝の7時とか8時に目的地についているので、普通のゲストはそれと同時に船を降り、自由行動をしたり、ツアーに参加したりしますが、私の場合、シルベインが朝は9時か10時頃まで仕事をしている事もあり、7時頃ベットを抜け出し、シャワーして、ビュッフェにいって朝ごはんを選び、それをプールサイドか船の最後尾のデッキでゆっくり楽しみ、時間があったらそのままそこで、朝の紅茶をゆっくりといただきながら読書三昧!していました。

そしてシルベインの仕事が終わってから、一緒に陸に下りて一日を楽しみます。10月26日のボラボラはちょうど、International Outrigger Canoe Race、Hawaiki Nui Va'a の最終日をむかえているとの事。 ??? 何事か今ひとつわかりませんが、パーサーデスクの人からビーチは大変混雑しているとのアドバイスです。 フムムム。 基本的に海水に浸かってポーッと出来たらどこでも良いと思っていた私は、この国際カヌーレースも『余計なお祭り騒ぎ』程度にしか思っていませんでしたが、とりあえず、そのお祭り騒ぎのビーチへ行ってみる事に。

Hawaiki Nui Va'a ,国際アウトリガーカヌーレース、『国際』とついていますが、基本的に参加国は太平洋諸島プラス、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、アメリカはハワイの島々からの参加...そんな感じ。けれども100組以上のチーム、2000名ほどの選手が参加します。レースは3日間に渡っておこなわれ、一日目はHuahine から Raiateaまでの44.5キロ、約4時間のの外海のレース。2日目はRaiatea から Tahaa にかけての環礁の中でのスピードレースで時間にして1時間半ほど。3日目がレースの山場で、外海からボラボラのビーチめがけて52キロの距離を4時間以上かけて競争します。

空にはヘリコプターが飛び、ラジオではレースの速報が流れ、私たちが陸に下りた頃はちょうど上位3チームくらいがゴールをした所で、残り100チームほどがそれから、順次ボロボラのビーチへ入ってくる所でした。

ゴール間近のベーチではたくさんの人たちが腰の辺りまで海に浸かっゴールするカヌーを待ち受けているため、列が二本で着ています。1本は岸に近い方、もう1本は15メーターほど沖に。そしてその更に沖には小型ボートやらヨットやらでの見学者の列ができています。遠浅の海だから出来る素敵な観戦方法! 人と人の列の間の15メートルくらいの幅を、カヌーがラストスパート!  大きな歓声を受けてのゴールです。 私たちは砂浜で応援していましたが、途中から海にはいりました。4時間以上も外海をカヌーで漕ぎっぱなしに漕ぐというのはかなりハードで、ゴール付近には救急隊員の担架部隊も待ち受けていました。でも、選手の人たちみんないい顔していました。

ゴールをすると、流石、ポリネシア!おばちゃんやお姉ちゃんが、選手の首に花輪かけて、ほっぺにキッスのプレゼント。

海水に浸ってボーッとする時間はなかったけれど、とっても楽しいお祭り騒ぎな一日でした。

写真1 人の列とその間をラストスパートするアウトリガーカヌー
写真2 選手代表。み〜んないい顔してました。
写真3 お花係のおばちゃん、選手に花輪とキッスをプレゼント