パッパルデッレに骨抜き!


慌ただしい毎日を過ごしていると、簡単だけれども時間がかかる料理がしたくなる。お疲れの時、無性にパスタとか麺類が食べたくなる。きっと体が炭水化物を欲しているのでしょう〜。

6月末から怒濤の毎日を過ごしている私。そういう時、しっかり睡眠時間をとれば良さそうなものを、犠牲になるのは睡眠時間。一昨日はもう限界なので夜のお出かけの前に1−2時間でもお昼寝を...っと思ったんだけど、そうはならず、ラグー(ミートソースね)を作り始めてしまった。

私のラグーは厚手の大きな鍋にオリーブオイルを入れてガーリックのみじん切りを炒めるところから始まる。

まず、大量のベーコンのみじん切りを投入して火を通し、次にみじん切りにしたタマネギ、にんじん、セロリを入れて柔らかくなるまで炒める。

次にひき肉をいれてよ〜く炒めて、そこに赤ワインをたっぷり注ぐ。 ちなみに今回はひき肉が1キロ強、1.5キロくらい、赤ワインはイタリア産の安物ワインをほぼ4分の3瓶使っちまった。

で、赤ワインが減ってくるまで強火で煮て、そこへ大量のパセリのみじん切りと完熟トマトを1センチ角くらいに切ったのか、トマトの水煮を入れ、後は気長に煮続けます。上の写真がちょうど材料を全て投入し終わったところ、ここからグツグツ弱火でいきます。それが一昨日の夜。

そして昨日の夕ご飯がこのラグーを使ったパスタでした。


実はラグーを作りたくなったのにはワケがあって、先日みここ嬢にこのようなパスタをいただいたのです。ありがとね〜!

チラッと見にはフェトチーネ風。 うるさいことは言わないけれど、私の場合、ロングパスタに選択の余地があるなら一応好みがあって、細い方からカッペリーニ、フェデリーニ、スパゲティーニは好きだけど、スパゲッティはあまり好みでない。 で、リングイネは好きだけど、フェトチーネはあんまり好きじゃない...という具合になっている。

このパスタはフェトチーネ風だけど、あのみここ嬢が満面の笑みで意味深に、『濃厚なソースを絡めて食べるとおいしいよ』と囁いたのでちょっと気になっていたんだけど、正直な話し、このパスタよりも濃厚なソースが呪文のように私の頭で響いてた。(笑)

そういうわけで、寝る間も惜しんで作ったラグー、キッチンにたなびくおいしそうな香りぃ〜。厳かに、いただいたパスタの箱を開けてみた。

なんかあやしい(爆) 
見たことがない形状、
めちゃめちゃ薄いです。
不審におもう私。

ちなみに箱の右上には5皿分、茹でる時間4分と書いてあり、CIPRIANI の文字の下にはイタリア語でベネチア1931の文字。ムム

これは慎重に対処した方が良さそうに思い、きっちり時間を計って茹でたんだけど、今までに見たことのないものが熱湯の中で泳いでた。
 

出来上がりの図、これです。


分かっていただけます? このパスタの薄さ!!! で、肝心のお味なんだけど、めっちゃ美味しかったです。で、あらためて箱を眺めると、これは形状があやしいフェトチーネではなく、パッパルデッレなるパスタであることが判明。わたし、そんなパスタがあること知りませんでした。

コンピューターに飛びついて調べると、

トスカーナ地方でよく用いられるパスタだそうで、語源は、イタリア語の「パッパーレ (pappare)」とされる。意味は「豪快に食べる」「食いしん坊」出そうです。
幅は10ミリメートルから30ミリメートル、厚さは2ミリメートル、長さは200ミリメートルから300ミリメートルほどのリボン状のロングパスタである。中には40ミリメートルを超す幅広いものもある。生麺で用いられることが多いが私がいただいたように乾麺もあるとのこと。

出典:ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%AC

なんだけど、写真見て下さい。私がいただいたこのベネチアのCIPRIANI さんのは厚さが2ミリもないような..。とにかく絶品な食感でした。

あ、もうすぐ12時、今日のランチもパッパルデッレにしよう!
しばらくパッパルデッレにハマりそうな予感だけど、これ5食分しかないから、今度探しに行かなければ! この薄さに出会えることを祈りつつ...