坊ちゃんと私の10周年記念♬


私は坊ちゃんに10年前のちょうど今頃出会いました。

当時の私はわんちゃんが欲しくて欲しくて、何ヶ月も何ヶ月も毎日のようにわんちゃんを探していました。 

叔母がブリーダーをやっていたし、血統書つきのわんちゃんとかペットショップが悪いとは言わないけれど、血統書やペットショップに傾倒し過ぎるがために生み出すペット達の悲劇について若干知っていたし、恵まれた(?)星の元に生まれてこなかったけれどもいい家族を探しているわんちゃんも世の中にたくさん居ることや、時としてそのわんちゃんたちが、いい家族に巡り会えなかったがために時間切れとなり安楽死の道を歩まされている事も知っていたので、私は絶対にそういう助けが必要なわんちゃんを探して養子にしようとおもっていました。

その頃の私が毎日眺めていたサイトがここ http://www.petfinder.com 見て下さると分かるけれどもページの左側に動物の種類や自分が暮らす州や街の名前か郵便番号を打ち込むと、その住所の近所で家族を探している動物たちの情報が検索されます。
このサイトは北米(アメリカとカナダ)の情報ですが、今現在32万3000匹以上の動物が家族を求めていて、約1万4000匹のわんちゃんが家族を探しているようです。
中には地方自治体の日本でいう所の保健所みたいな所のスタッフから『誰かこの子を養子にしてください、明日の正午までに引き取り手が見つからない場合は安楽死させられます』なんて書き込みもあり、胸が痛くなります。

ともあれ10年前、このサイトで、バンクーバー近郊の動物愛護団体が出していた虐待を受けてきていた仔犬が家族を探しているとの記事を見つけました。写真もなく、情報も少なく犬種はおろかナニ色かさえ知りませんでしたが、車で1時間以内の距離に居るわけだし小型犬ということなので早速電話をしてみたところ、まだ引き取りてがみつかっていないので、よかったら見にいらっしゃって下さいっと言われました。

場所は某動物病院。

裏に行ってわんちゃんに会って下さいっということで裏の広い部屋へ通されました。

そこに現れたわんちゃんは、やせっぽっち小さく毛を五分刈りくらい(?)に剃られたピンク色の目ばかりがギョロギョロした妖怪チックな子でした。その上、恐怖のためか、ほぼ冷凍チキン状態で、振り回そうがなにしようが手足がコチンコチンで関節を動かすことさえ出来ない感じ。汗

ともあれ、しばらくごゆっくり〜っということでその広い部屋にわたしと妖怪犬は残されました。

数分すると妖怪犬がヨタヨタと動き出しました。

けれども運動会のとき緊張のあまり、手足が一緒に動いてしまう子みたい〜。www

わたしはとりあえず彼と同じ高さになるように床(実際は大型動物用のケージの床)に座り込んで彼の様子を観る事にしました。

私の中では犬を飼うということは恋人と付き合い始めるよりも重大な決定だという認識があったので、軽い気持ちや同情でわんちゃんを迎え入れたくはありませんでした。

だから坊ちゃんにもこっちからすり寄っていかなかったし、無理矢理抱っこもしませんでした。 でも気がついたら坊ちゃんが私の膝に座ってて、二人でしばらくそうして居ました。

坊ちゃんの顔をしげしげと眺める。

『こんな醜い妖怪犬、ちゃんと愛せるかしら?』

そう考えたのは覚えている。ww 

あと、私たちの様子を見たスタッフの人が『坊ちゃんがあなたを選んでいるのねぇ〜』っておっしゃっていたのも覚えている。

その日は、考えさせて下さいと言う事で家に帰りましたが、次の日には引き取らせていただく事を決めて、ケンネルやリードをもって彼を迎えに行きました。ww

坊ちゃんがあそこまで醜かったのには理由があります。虐められてた云々もそうですけれど、坊ちゃんは小型犬にも関わらず、助けられた時は外につながれて飼われていたらしいです。グルーミングなんてしてもらったことがないようで毛がダマダマになってどうしようも出来ないから五分刈りにするしか手がなかったとの事で、それ故に地肌が見えてピンク色でした。

今日、たまたま友だちから送られて来た映像の関連映像にこのYouTube発見しました。

まるで10年前の坊ちゃんです。

今夜の坊ちゃんはすでに私のベッドの上で、いびきをかいていますが、ちょっとタイムリーだったので、ブログに残したく思いました。


この映像のわんちゃんの名前はエディー。 ぐじゃぐじゃになっているので分かりにくいかと思いますが、一応、マルチーズです。ww 恐怖のあまりものすごく反抗するので人間が近づけなかったみたいで1時間後には安楽死させられてしまうところだったそうですが、スタッフの一人が映像の中の男性に連絡したようです。 

実はこの男性はこういうわんちゃんの♡にガッツリ入り込むのが神業級にうまく、今までにも数々のレスキューを行なっている方です。私も以前、別のわんちゃんのレスキューの様子を映像で見たことがあります。

私の目にはエディーはまるで坊ちゃんに見えます。w 時間がある時にでも坊ちゃんの映像とでも思ってご覧下さいませ。

坊ちゃん、この10年をありがとう〜♬
これからもいつまでも元気でいてね。

一番上の写真は2011年5月、
ボランティア活動中の坊ちゃんです〜。w